2015年12月18日金曜日

国民党主席、朱立倫が、討論会開催を呼びかけ

 国民党総統選立候補者・朱立倫は、16日、「21日からの10日以内の夜、2かいの総統選立候補者討論会と、1回の副総統候補者討論会をやろう。」と呼びかけた。これに、民進党総統選立候補者・蔡英文は、「朱立倫は、このように言う必要はなく、みんなで空いている時間を探せばよい。」と話した。


 朱立倫は、昨日、「蔡英文は、18日は忙しいだろうから、来週の21日から30日までの間の夜、蔡英文側の都合が良い時に、2回の総統選立候補者討論会と、1回の副総統候補者討論会をしたい。」と表明した。

 蔡英文が、出席した音響展で、メディアの質問が、「18日の討論は、どうやら続けられないようだ。」との質問に至った際、メディアは蔡英文に対し、「朱立倫は、21日から30日までの10日の内の1日に、討論をしよう。と質問を投げかけましたね。」と質問した。

 これに対し蔡英文は、
  •  私は、朱立倫主席はこのように話す必要はないと思います。みんなで空いている時間を出し合って、みんなの都合が良い時に開催すればよいと思います。
  •  この最終段階で、18日、19日に討論しないのはとても残念です。なぜなら、もう少しすれば、政見発表会があり、予定が詰まっているからです。最終段階となっても。多くの勢いづけるための活動の予定があります。しかし、このように難しい状況下でも、民進党はやはり時間を作り、みんながお互いに歩調を合わせ、討論会を、早めにできることを望んでいます。
と話した。

 蔡英文が、ここ数日公開しているスケジュールは少ないが、これについて、蔡英文は、
  •  この時間は、討論のための準備のためです。なのでこの時間を利用して、討論会のために公共政策について話し合い、最終段階に向け、勢いをつけ、国会議員選挙で五分五分の地域や、伝統的に地盤が弱い地域での強化を図らなければなりません。
  •  相対的に言うと、選挙活動は最終段階に入り、たとえ、勢い付け、地方の選挙状況を強化できても、民進党には長期的ガイドラインがあるので、順を追ってことを進め、最大の支持を得られることを願っています。
と話した。

 そのほか、本日、日本のメディアが蔡英文に「現在、台湾と日本の最大の問題は何ですか。どのように解決するつもりですか。」と質問すると、蔡英文は、
  •  台湾と日本は一貫して友好関係にあり、両国の国民の深い感情の下、さらに関係を強化することを望んでいます。地域の安全だけではなく、経済でも日本との関係を強化することを望んでいます。そして、アジアの隅々まで協力することを期待しています。
  •  この場を借りて、日本政府に、台湾がTPPに参加することに関し、大きな協力と支持をお願いしたい。
と話した。


原文: http://udn.com/news/story/1/1383525  

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