2016年1月6日水曜日

国民党は1年で10億円の利益?ネット上では「国民党は信託で騙した」と風刺画を作成

 1月2日、2016年総統選第2回テレビ討論会が行われた。民進党相当立候補者・蔡英文は、国民党の資産問題を取り上げ、国民党総統選立候補者・朱立倫に詰問した。
 これに対し、朱立倫は、「不適切な党資産の処理は終わった。」と反論したが、多くの国民にとって、このような主張は受け入れることはできない。
 フェイスブック上の団体「台湾ブロガー」は、3日、「朱立倫がまた騙した。」と題し、風刺する写真付文章を作成した。

 昨日の2016年総統選第2回テレビ討論会で、蔡英文は、相互質問の際、
○ 国民党は、いまだに党資産の掌握をあきらめておらず、信託を隠れ蓑にしており、毎年これらの資産から、いまだに数十億元の収入がある。
○ 台湾はいつ公平な政争ができるのだろうか。
と質問した。

 朱立倫はこれに対し、
○ 蔡英文はが避難しているのは、元主席の李登輝、元秘書長宋楚瑜の時代のことである。
○ 現在267あった党の資産は、すでに全て変換している。
と反論した。

 ネット上では、投稿が読まれた後、次々に「いいね」が押され、そのほか、
○ 言い換えてみれば、党の資産は右手から左手に移っただけであり、もし左手を切断しなければ、左手で多くの票を買うことができる。
○ 国民はバカではない、国民の目は鋭い。
○ この言葉はおそらく、朱立倫が一生で唯一の真実であろう。
といったコメントが投稿された。

原文:http://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/1560231

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